2017-03-12
前回は”EUROCODE スタビライザー + AS Sport スタビリンク”を装着して頂きました”8T RS5″です。
まずは、“034Motorsport リアサブフレームマウントインサート”を装着です。
ブッシュの隙間部分にアルミ製のインサートを装着することでリアサスペンションフレームの剛性感が上がります。その結果、フレーム自体のブレが少なくなるので、サスペンション自体の動きがリニアになります。また、乗り心地にも貢献します。
そして、既存の “KW Ver.3 車高調サスペンション”に、“調整式アッパーアーム”を装着です。
ローダウンすると自然とキャンバー角がついてしまって、真正面から見ると”ハ”の字になってしまいます。それを矯正するのがこのアイテムです。
それによってステアリングフィーリングが自然な感じになりますし、タイヤの片減りを抑えるには◎です。
また、ブッシュ部分は”RS”モデルに最適な”強化ブッシュ仕様”です。
フロントキャンバーは入庫時の半分位の数値に矯正しました。
リアサブフレームマウントインサートと併せて、”レーンチェンジでの動きがシャープになりました”ッとインプレも頂きました。
エンジン内クリーニングとして“ワコーズRECS + CORE601”を施工させて頂きました。
そして、今回お預かりしたメインメニューです。
以前より”グループM ラムエアシステム”が装着されていましたが、空気流入量が多すぎてどうしてもトルクの谷間ができてしまう傾向がありまして、中〜高回転でのレスポンスはイイだけに・・・なんとかしてあげたいところです。。
ッということで、イイところはそのままに、なんとかしたいところを改善するために、”現車合わせ E/G ECUチューニング”をさせて頂きました。
空燃比を常時チェックしながらシャシダイナモでリマッピングし、あとは実走行で確認という作業を繰り返します。E/G ECUチューニングは数値ばかりに執われないことも重要です。特にピークパワー&トルクだけでなく、その過渡特性の方が重要だったりします。
最終仕様のトルクカーブは↑こんな↑感じになりました。赤がセッティング前、黄がセッティング後です。
1,800rpm付近でのシフトアップ時、2,500rpm付近でのシフトアップに伴って案の定トルクの落ち込みが大きかったのがかなり補正されました。
グラフ以上に加速はスムーズになって、結果としてスピードの伸びも良くなってV8 4.2L NAエンジンをより堪能できるフィーリングになったと思います。
< 作業予約状況 >
2017年3月
※ 作業は予約制です。
赤・・・ごめんなさい。ご予約でいっぱいです。
黄・・・作業内容によっては、まだまだ作業可能です。
青・・・ピットに余裕があります。ぜひぜひ宜しくお願いします。