2017-03-03
今後 絶対にないでしょうッ!!! A6ボディに V10 5.2L エンジンが載るなんてことは・・・。
ッということで、コチラの”4F S6″をお預かりしてサスペンション換装です。
現行型と比べると150mmも前方にエンジンが搭載されていて、V10 5.2Lエンジンがほぼフロントオーバーハングにあるというのがこの時代のアウディです。当然エンジンはフロントオーバーハングで振り子のように作用してしまうので、どうしてもショックアブソーバー&スプリングを強めにセッティングをしないといけない・・・ということに。
そんな時のお勧めは “KW Ver.3” です。
“KW 車高調サスペンション”はしなやかに動くスプリングレートを採用する傾向にあります。ただ、それだけと↑↑↑の理由で落ち着かない脚になってしまいますが、伸び側と縮み側の減衰力を調整できることから路面からの衝撃を吸収するために一旦縮み、そこから伸びる力を抑制して、できるだけ早く上下動を収束させることが減衰力調整によってできることが最大の特徴です。
さらによく動く脚はショックアブソーバーに内蔵されているオイルも発熱することもあって、そうなると本来の性能から逸脱していってしまいます。ッということで、この年代の重量級アウディ用”Ver.3″にはオイル量を増加させて発熱を抑えようとするためにオイル別タンクが装備されています。通称”ベッタン”
その効果もあって当店の近くにある凸凹道の後のジャッピングポイント!?も安心して踏んでいける脚になりました。画像を撮るのを忘れていましたが、アッパーマウントを同時に交換するのは必須です。
20mmダウンでセットさせて頂きましたので、ルックス的にも◎になりました。ありがとうございました。
次はぜひぜひブレーキ強化をお勧めします。
< 作業予約状況 >
2017年3月
※ 作業は予約制です。
赤・・・ごめんなさい。ご予約でいっぱいです。
黄・・・作業内容によっては、まだまだ作業可能です。
青・・・ピットに余裕があります。ぜひぜひ宜しくお願いします。