モータースポーツ

予想と常識を覆す “百聞は一座に如かず” 的

2018-02-21

年始の東京オートサロンの”RECARO”ブースは正直異様な風景でした。

巨大なブース内は全て “PRO RACER RMS” と呼ばれるNewコンセプトのフルバケットシートONLYで、そのスタイルがこれまでのフルバケットシートの概念を思っ切り覆すデザインだったから・・・。

だって ↓コレ↓ だけ観たら 宇宙船のコクピット ですよッ!!!

その時点では、見た目のインパクトは超ーーー”大”ですが、座った感じもスパルタンなんだろうなぁ・・・と確信していました。

・・・が、完全にその予測と常識がイイ意味で覆されました。

昨日、RECAROさんから富士スピードウェイでの体感試乗にご招待頂き、当日は Audi/VW 唯一のショップ枠としてデモカー “8J TTS” に装着して初乗りです。

“オートクレーブ・カーボンファイバー” or “グラスファイバー” の骨格剥き出し状態に、身体を支える部分だけに高反発性能を誇る “ISFパッド” が貼付されているだけですが、思った以上に “包まれている感” があるというのが第一印象です。

また、RECAROシートはポジションが若干高めで、背面の角度が起きているというのが定説でしたが、このシートはかなり低く、角度も寝ているのも特徴です。ただ、これまでの起きているポジションが好みという方には、RMS専用サイドアダプターの取付穴位置を変更することでかなり幅広いポジションに対応可能です。

そして、例えて言うならば テンピュール枕 のような “ISFパッド” は、硬くもなく、柔らかくもなく、なんとも不思議かつ絶妙な座り心地なんです。

サーキットを走ってみた印象ですが、これまでのフルバケットシートが腰骨で支えていた印象があるのに対して、“PRO RACER RMS” はそれに加えて肋骨で支えられている印象で、全く上半身がブレないのでステアリング操作の正確さが大幅にアップ!!! ステアリングを軽く握ってもタイヤからのインフォメーションも正確に伝わってくる感覚にはビックリしました。

また、今回は体感試乗ということで80%ほどのペースでの走行でしたので それほど体感することはできませんでしたが、 シート剛性の高さから開発段階のデーターではブレーキ踏力も120〜150%もアップしたとのことですから安定したブレーキングも期待できそうです。

コレは間違いなく、既存のフルバケットシートと交換してもタイムアップに直結するシートと断言できます。

だからと言って窮屈な感覚は皆無なところがRECAROの凄いところですし、逆に長距離を乗っても疲労度もかなり低いのも医学的観点も開発に反映されているRECAROイズムです。

いゃーーー!! シートでこんなに感動したのは初めてです。

普段は “RECARO RS-G / TS-G” を装着しているデモカー”8J TTS”ですが、“PRO RACER RMS” から戻してみると2度目のビックリです。”RS-G / TS-G”も他とは比べものにならないほど良いシートには変わりませんが、“PRO RACER RMS”と比べると ちょこッ と座っている感を感じてしまいます。

初めてのフルバケットシートという方はもちろんですが、定番アイテム “RS-G / TS-G” からの換装も全然アリだと思います。

この感覚は試座して頂かないと伝わらないというか、”百聞は一見に如かず”ならぬ”百聞は一座に如かず” ですから、できるだけ早く試座できるシートをご用意する予定です。

ちなみに、”オートクレーブ・カーボンファイバー”仕様は、月産MAX8脚らしく現在10ヶ月待ちだそうです・・・驚

 

< 作業予約状況 >

2018年2月

3月

※ PITの空き状況とは別に、”revo technik” インストール可能日を “revo”マークで表記しました。事前にご予約が必要ですので、どうぞ宜しくお願いします。

※ 作業は予約制です。 

赤・・・ごめんなさい。ご予約でいっぱいです。

緑・・・ごめんなさい。Audi Sport customer racing サポートのため ご予約頂いている作業 および お預かりのおクルマの “預かり””受け渡し” のみ可能です。

黄・・・作業内容によっては、まだまだ作業可能です。

青・・・ピットに余裕があります。ぜひぜひ宜しくお願いします。

大事なのは “ブレーキとタイヤ” ッ!!!

2018-02-15

Facebook ではちょっとだけご紹介したのですが、再来週に 富士スピードウェイ サーキットライセンス保有者を対象とした プライベートレッスン をします。今回は普段から定期的にサーキット走行をされている方々ですが、もしこれから初めてサーキットを走ってみよーーーという方には  “ブレーキとタイヤ” が一番大事ッ!!! と伝えています。

サスペンションだってノーマルでOKですし、エンジンのパフォーマンスアップなんてしなくても全然OKです。ただ、最低でも “ブレーキパッド交換”、”タイヤの点検” は必要です。

普段 1.5Kmをずーーーとアクセル全開で、そこからフルブレーキなんてシチュエーションを繰り返すことなんてありますか??? 普通はないですよね???

普段 触れないくらいにタイヤの表面が熱くなった経験はありますか??? 普通はないですよね???

サーキットを数周走るだけで、それが普通のことになります・・・。それくらいに非日常のことなんです。だから ブレーキとタイヤ だけは甘くみてはダメなんです。

特にアウディのウィークポイントはブレーキです。フルコースを定期的に走るならサーキット専用ブレーキパッドへの交換、ブレーキダクトの取付 はマストです。特に後者は すると しないと ではブレーキの性能が大きく変わってきます。

例えば、当店デモカーの”8J TTS”の場合・・・

“AS Sport フロントスポイラー”の下部に 通称 NASAダクト と呼ばれる走行風の導入口を取り付けて、そこからエアダクトを引き込んでいます。

ダクトホースはエンジンルーム内を通ってサスペンションロアアームをガイドにしてフロントホイールの内側に・・・。ブレーキローター・キャリパー・ハブにフレッシュエアが当たってホイールの外側への空気の流れができることで、安定したブレーキングになります。

ただ、フロントスポイラー下面からのフレッシュエアは想像以上に効果大で、冬場の1発目のブレーキは冷えすぎて要注意なほどッ!!!

むしろ一般的なのは ↓コチラ↓

フロントグリル内に丸型のファンネルを取り付けてそこからエアダクトを引き込みます。

42A R8の場合はタイヤハウス内の内側を通して、

8J TTSと同じようにサスペンションロアアームをガイドにしてフロントホイールの内側に・・・。

ローターは純正サイズ・形状のまま、サーキット専用ブレーキパッドに交換しただけの仕様ですが、これまでと違って 富士スピードウェイのストレートエンド で安心してブレーキが踏めるようになったようです。もちろん、履いているタイヤのグリップレベルが上がれば、それに伴って更なるブレーキの強化も必要になりますが・・・。

ッということで、サーキット走行に興味がちょっと出てきたーーーという方はぜひぜひお気軽にご相談ください。

 

< 作業予約状況 >

2018年2月

3月

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黄・・・作業内容によっては、まだまだ作業可能です。

青・・・ピットに余裕があります。ぜひぜひ宜しくお願いします。

強豪チームの参戦決定ッ!!!

2018-02-01

今シーズンも当店が担当させて頂く “Audi Sport customer racing”

サポートさせて頂くレースは昨シーズン同様 “SuperGT” & “Super耐久” です。特に “Super耐久” は アジアで唯一となる 24時間レース が富士スピードウェイで開催されます。

もちろん、昨シーズンは惜しくも “優勝” という2文字が叶うことができなかった “RS3 LMS TCR” マシンも参戦しますが、新たに “R8 LMS GT3” マシンも参戦です。しかも、香港を拠点とした “フェニックス・レーシング・アジア” から2台の参戦が決定しました。

“フェニックス・レーシング・アジア”は、”DTM選手権” “ニュルブルクリンク24時間耐久レース” を戦ってきたドイツ拠点の強豪 “フェニックス・レーシング”のアジア部門です。ッということは Audi Sport セミワークス的なチームがいょいょ日本のレースシーンに殴り込みです。

昨シーズン以上に ココ日本でのアウディのモータースポーツシーン は楽しみな1年になりそうです。

 

チーム名:Phoenix Racing Asia

車両:Audi R8 LMS GT3
チーム代表:Marchy Lee(マーチー・リー)、Ernst Moser(アーンスト・モザー)
競技責任者:中尾秀彰
82号車ドライバー:Alex Au(アレックス・アウ)、Shaun Thong(ショウン・トン)、Alex Yoong(アレックス・ユーン)
83号車ドライバー:Lim Keong Wee(リム・キョンウィー)、Marchy Lee(マーチー・リー)、Melvin Moh(メルビン・モウ)

 

2018 ピレリスーパー耐久 スケジュール

Rd1. 3/31-4/1 鈴鹿サーキット (三重県)

Rd.2 4/28-29 スポーツランドSUGO (宮城県)

Rd.3 5/31-6/3 富士スピードウェイ (静岡県)

Rd.4 7/14-15 オートポリス (大分県)

Rd.5 9/22-23 ツインリンクもてぎ (栃木県)

Rd.6 11/3-4 岡山国際サーキット (岡山県)

 

その他のチームについては、正式参戦発表をお待ちください。

 

< 作業予約状況 >

2018年2月

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日本 初走行ッ!!!

2017-11-02

Audi Sport GmbH が参戦する最高峰のツーリングカーレースと言えば、DTM 【ドイツツーリングカー選手権Deutsche Tourenwagen Masters】です。

RS5  DTM が6台シリーズエントリーしています。ライバルは AMG C63 DTM と BMW M4 DTM の2車種です。

そして、以前より話が進められていた日本のSuperGT GT500クラスと車両統一規定にむけての交流戦として 11/10-12 に栃木県ツインリンクもてぎサーキットで開催される SuperGT最終戦 でデモンストレーションランが実施されることになりました。

そうですッ!!! 日本のサーキットを “Audi RS5 DTM” が初走行しますッ!!!

走行するのは ↓ “Audi Sport Team Phoenix” 77号車 ↓ ですが、どんなエキゾーストサウンドで走るか!? SuperGT GT500のマシンと走りの違いはどんな感じか!? 今から楽しみで仕方がありません。

ちなみに、DTMのデモンストレーションランの走行予定時間は 11日(土) 10:30-10:45、12日(日) 11:05-11:35 の予定です。

もちろん、泣いても笑っても SuperGT 2107シーズン最終戦 です。

昨シーズンは GT300クラス ランキング3位、FIA-GT3勢 ランキング1位 でしたが、今シーズンは20位と25位というポジションで最終戦を迎えますが、前戦タイではポールポジションを獲得するなどチーム&ドライバーの調子も上向きだけに期待大です。

< Car No.21 Audi Team Hitotsuyama / Car No.26 Team TAISAN SARD >

 

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2017年11月

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“Formula E” Audiワークス参戦

2017-09-30

ドイツ ノイブルグで早々に来シーズンの体制発表された “Team Audi Sport ABT Schaeffler” です。

エンジン音のしないフォーミュラーカー、100%EVの”Formula E”に来シーズンからAudiワークスとして参戦します。

当店が担当している “Audi Sport customer racing”は”R8 LMS GT3 / R8 LMS GT4 / RS3 LMS TCR” を担当して、”Audi Sport ワークス”は”DTM / ラリークロス/ Formula E”を担当しています。

ルマンをはじめとするWECを撤退してまで来シーズンからはコチラの注力します。EVシステムを開発供給するSchaeffler社とはこのマシンだけでなく、今後市販車のアウディに搭載されるシステムの開発にも関わっているとされていますからホント近い将来を見据えた技術開発・実験の現場でもあります。

近い将来、その1歩は2020年です。ココからアウディのカスタマイズは恐ろしいほど変化します。もしかしたら搭載されるバッテリ容量を上げてモーター出力をアップするなんていうメニューが定番になる時代がすぐに到来するかもしれません。

実際にアウディでは既にエンジン開発をほとんどしていません。V型エンジンはPORSCHE、直列エンジンはVW が開発と生産を担当してグループのスケールメリットを活かしています。だからこそアウディ独自のチューニングをされたエンジンを搭載している各RSモデルはこれから一層SPLなモノになります。

あーーーコレ以上は秘匿なんちゃらになってしまうのでNGですが、ヨーロッパで開催される”Formula E”ちょっとだけ興味を持ってみるのも面白いかもしれません。

 

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< 作業予約状況 >

2017年10月

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赤・・・ごめんなさい。ご予約でいっぱいです。

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クライスファイブ湘南

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