2017-11-08
新型A8全車に搭載され、新型 A7 55TFSI にも当然搭載された “48Vマイルドハイブリッド” です。
以前導入されていた”A6/A8/Q5 ハイブリッド”の高電圧ハイブリッドとは違って、あくまでも”エンジンありき”のハイブリッドで、コレだけで走行するモードはない補助的な要素の高いシステムです。
A8/A7での4WSの動力源となったり、通常の12Vのパワーでは動かすことのできなかったデバイスに利用することができます。
ちなみに、ドイツでは VWグループ・M-BENZ・BMWで統一規格化されています。
そして、そして、実はカスタマイズやチューニングでの恩恵も今後期待できそうなシステムなんです。
先日のSEMAショーでも展示された”TT Clubsport turbo コンセプト”、それ以前にも”RS5 TDIコンセプト”にも搭載されたことがある”エレクトリックターボ”です。
通常のターボは排気の力でタービンを回す構造になっていますが、排気が力を発揮するには時間を要します。そのタイムラグ部分に電気式タービンを回すことでゼロ発進からドカッーーーンと加速できるシステムというモノです。
↓↓↓のイラストを見てもマイルドハイブリッドの技術を利用して最低限のシステムでエレクトリックターボを駆動させていることからRSモデルのドーピング剤としてドンドン活用される可能性が大と予想できます。
メーカーではエレクトリックターボの有無でゼロ発進加速にこんな差があるんだぞぉーーーというアピールしています。
そうなってくるとエンジンECUチューニングにプラスして、エレクトリックターボのチューニングという時代もそう遠くないかもしれません。マイルドハイブリッドと言われもピンッと来なくてもコレだったら走る楽しさが倍増しそうで期待大ですね。
※ PITの空き状況とは別に、”revo technik” インストール可能日を “revo”マークで表記しました。事前にご予約が必要ですので、どうぞ宜しくお願いします。
< 作業予約状況 >
2017年11月
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