2017-11-03
純正であっても車高調サスペンションなどに換装してあっても走行距離が伸びてくると本来の減衰力を発揮しなくなってきて最初の頃のビシッとした動きからフワフワ感だったり、ドタバタ感が強くなってくるものです。
純正だとショックアブソーバー交換となりますが、”KW 車高調サスペンション”などはショックアブソーバーのオーバーホールが可能だったりします。
“ショックアブソーバー オーバーホール”の目安としては 50,000km ですが、突然性能が劣化する訳ではなく、ジワジワと劣化してくるので意外と実感がないものです。
また、スプリングもヘタッてきますが、コチラはメーカーやスペックによって判断が異なってきますが、100,000kmも乗ったら確実にスプリングもかなりヘタッています。流石にスプリングはオーバーホールできないので、その場合は交換ですが・・・。
“KW Ver.3″を装着して頂いているコチラの”8K RS4″は、走行距離が 50,000km 目前ということでショックアブソーバーをオーバーホールを含めたサスペンションのリフレッシュをさせて頂きました。
ご用意させて頂いたのは
“034Motorsport DENSITY LINE コントロールアーム KIT”
“034Motorsport DENSITY LINE アッパーマウントブッシュ”
“オーバーホール済 KW Ver.3 ショックアブソーバー”
まずは “034Motorsport コントロールアームKIT”ですが、フロントサスペンションのロア側を支えているアームに強化ブッシュとボールジョイントを組み込まれています。ブッシュ自体は純正部品でも単体供給されていますが、ボールジョイントは純正で単体供給されていない箇所もあるのでアームごとの交換になりますが、それだったらこのKITを使った方が強化にもなって◎という訳です。
ロアアームと同様にアッパーアームも交換です。もちろん、ボルト・ナットも全てKITに含まれていますので安心です。
そして、オーバーホール済みのショックアブソーバーに、強化ラバー材質の”034Motorsport アッパーマウントブッシュ”を組み込んで、フロントのリフレッシュ完了です。
リアはショックアブソーバーのオーバーホールのみでしたが、取付各部のボルトナットは融雪剤の影響もありましたので、タップ&ダイスでネジ部のメンテナンスしてから組み込みました。
もちろんサスペンションの主要部分を交換したので、ジックリとアライメント調整も必要です。
各部のブッシュが強化された効果でしょうか? ”ステアリング剛性が確実にアップした” ッというのが 第一印象 です。RSモデルですから走りの安定感につながりますからイイ方向への変化だと思います。
また、“cpm ロアフォースメント”も併せて装着させて頂きました。適度にボディ剛性があがることでサスペンションが初期段階から本来の仕事をしてくれるので、脚の動きがしなやかになりました。
今回のリフレッシュメニューですが、8K A4/8T A5系・4G A6/4G A7系で走行距離も伸びてきているクルマも増えてきましたので今後定番メニューとなりそうです。
※ PITの空き状況とは別に、”revo technik” インストール可能日を “revo”マークで表記しました。事前にご予約が必要ですので、どうぞ宜しくお願いします。
< 作業予約状況 >
2017年11月
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